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1.最終目標は自宅内の機器のデータを一括管理と利用
メインのデスクトップパソコンが1台、サブのノートパソコンが1台、スマートフォンが1台、タブレットが1台、タブレットPCが1台、プレイステーション4が1台とかなりIT機器が増えてきました。
最近はYouTubeやAmazon Prime Video等のサービスはアカウントさえ持っておけば、接続する機器に関係なく利用できますので、メインのデスクトップパソコンだろうがスマートフォンだろうが機器を気にすることなく動画を見たり、音楽を聴いたりできます。
しかし、個人的なデータは基本的にメインのデスクトップパソコンにUSB接続された外付けのハードディスクドライブに保存されており、他の機器からは簡単に見えないようになっています。
この問題を解決する方法は簡単で、
2.自宅ファイルサーバのメリットとデメリット
ファイルサーバに限らず、自宅にサーバを置くとなるとメリットとデメリットがあり、
必ずしもいいことだけはないというのが一般的だと思いまいます。
ただし、今回目標としているのはあくまで自宅ネットワーク内でのデータ共有なので一般的に言われているメリットとデメリットは当てはまらない部分もあります。
一般的な自宅サーバと今回目標としている自宅サーバの対比のためにも、一般的な自宅サーバのメリットとデメリットの例をいくつか挙げてみます。
メリット①
サーバ構築にはある程度専門的な知識が必要ですし、実際に構築していくなかでうまくいかないことも多く、試行錯誤の連続だということが予想できます。そのためサーバ構築や運用についてのITスキルは向上します。このメリットは一般人からするとデメリットかもしれませんが。。
メリット①については、ひとまず自宅ネットワーク内の話なので構築してからおいおいというので構わないと思います。
メリット②
記録容量に制限がない。これはファイルサーバに利用するハードディスクドライブを自由に選択できたり、自由に増設したりできるため制限がなくなります。クラウドのストレージはほぼすべて上限の記憶容量が設定されており、それ以上の容量を求める場合はお金である程度増やすことは可能ですが、かなり費用が掛かります。
メリット②に関しては一般的な自宅サーバと変わらず自由にできます。
デメリット①
まずはメリット①自体がデメリットだと言えます。就活などで自分の短所の見方を変えて長所のように説明することがあると思いますが、まさに表裏一体的なやつです。構築自体はインターネット上にいくらでもありますが実際に運用していくとなると保守も必要になります。この保守がケースバイケースということが多いため、インターネットで調べてもすんなりいい回答が見つからない場合もあります。また機器の故障も考えられますので問題の特定が難しい場合もあります。
デメリット①については、セキュリティ面などはそこまでシビアにならなくてもいいですが、ハードウェアのトラブルについては自力での解決が必要となりますので時間や手間はかかります。そんなトラブル解決も趣味程度に楽しめる人でないとハードルは高そうです。
デメリット②
電気代がかかる。また火事の原因になりうる。
デメリット②については、サーバとして使うパソコンのスペックや1日中稼働するのではなく、自宅にいるときだけ稼働するという使い方によってはで、電気代は気にならない場合もありますので運用でどうにかできそうです。火事についても埃の掃除や数年に一度はハードウェアの見直しを行うことで回避できるのではないかと思います。
3.自宅ファイルサーバ構築のためのハードウェア
基本的にはサーバとなるパソコンがあればやりたいことは実現できてしまいます。
しかし、ブログのタイトルにもあるように「余った外付けハードディスク」を有効活用しないといけないので、「余った外付けハードディスク」は必要になります。
そして、サーバとなるパソコンですが、こちらは「ラズベリーパイ」というシングルボードコンピュータを利用します。
つまり、自宅ファイルサーバの構築に必要な機器は
自宅ファイルサーバの全体のイメージとしては下の図のようになります。
4.さいごに
今回はやりたいことと必要な機器についてのみ書きました。
本当はファイルサーバ完成のところまでを書きたかったのですが長くなってきて疲れたので、いったん終了として、別記事で続きを書きます。
やることはそんなに難しくないですが、実際にやってみると思わぬところで躓くこともありましたので文章にしづらい部分もあり少し不安です。
それではまた次回。