『スパイダーマン:ホームカミング』=MCU版『スパイダーマン』
注意:中途半端なネタバレを含みますので、鑑賞してみたいけどまだ観ていないという方はご注意ください。
早速ですが、実写版のスパイダーマンは今までにもマグワイア版、アメイジング版と本作で3シリーズ目ですが、いい意味で今までとは違うところがあります。
①「大いなる力には大いなる責任が伴う」という名言がない
②ベンおじさん不在
③スパイダーマン以外のヒーローがいる(MCUシリーズのヒーロー)
④スーツがハイテクすぎ
①、②については原作や前の2シリーズで見飽きたレベルの内容なので、削られることで、別の内容に時間をさけているように思えるのでいい改変だったと思います。
仮に本作が初めてのスパイダーマンだったとしても、①、②がなくても十分に楽しめるので問題ないかと思います。
そして一番大きな違いは③のスパイダーマン以外のヒーローがいる点ではないでしょうか。
主人公はあくまでスパイダーマンであることは間違いないのですが、アイアンマンやキャプテンアメリカいる世界というだけでワクワクします。
実際、アイアンマンがまぁまぁな頻度で出てきます。
(地味に最新スーツというおまけ付きで)
④のハイテクスーツ(本作で登場するスパイダーマンのスーツ)ですが、上記のアイアンマンことトニー・スターク製ということもあって、過去のスーツとは比較にならないほどハイテク仕様となっています。
ぶっちゃけ身体能力高すぎる、かつ、自作のウェブシューターがあるため、本作のヴィラン程度ならハイテクスーツがなくても何とかなるのでは?という疑問もありますが、今後MCUで他のヒーローと強大なヴィランと戦うのであればやはりハイテクスーツは必須になってくるのかとも思います。